亀裂  作詞・作曲 カズキ

閉じ込められている 狭い世界の中へ
手を差し伸べても はねのけ拒まれ
握った拳を 振りかざし目の前の
鏡を見つめる ひび割れているのは
僕の方?

強いが故に脆くて
壊れてしまうのは一瞬
足掻く事さえ無意味で
逆らえない定められた運命だと
思い知った

無数に散らばる 割れたガラスの破片
元には戻らない 現実から目を逸らし
皮肉に輝き 映り込む表情に
気付かぬ振りして 自分を騙していた
僕は誰?

始まりは僅かな亀裂で
気付いた時にはもう遅く
壊れた瞬間に音を立て
また一つ大切なものが失われ

強いが故に脆くて
壊れてしまうのは一瞬
足掻く事さえ無意味で
逆らえない定められた運命だと
思い知った


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