青白い光  作詞・作曲 カズキ

擦り減らしてきた躰
動かなくなってしまう前に
傷口はいっそ広げて
錆び付いた心は裸に
強くあるため

ずっと探していた欠片
傷痕にそっと宛てがって
形を合わせる様に
縁取られて削られていく
後戻りは出来ない

掴んだ指先 放たれる光
壁さえ乗り越え 夢見た世界へ
溶けだし流れて 交わり始める
白い粒子が舞う中で微かな声は
喧騒にかき消された

目には見えない力が
積み重ねてきた歳月に
歪みは隠しきれない
いつか壊れてしまうのかな
また光を求める

全てを焼き尽くす 青白い光
待ち焦がれていた 解放の瞬間
隙間を埋める様に 今引き寄せられ
同じだからこそ 繋がり合える二つの傷
飛び散る赤い熱は
もう誰の手にも触れられない

掴んだ指先 放たれる光
壁さえ乗り越え 夢見た世界へ
溶けだし流れて 交わり始める
白い粒子が舞う中で微かな声は
喧騒にかき消された
光に託した微かな願い


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